関電・中国電などがカンボジアで送配電コンサル

関電・中国電などがカンボジアで送配電コンサル

ニュージェック(大阪市北区)、関西電力(大阪市北区)、中国電力(広島市中区)の3社はカンボジアプノンペン特別市で、カンボジア電力公社からプノンペン市送配電網増強事業に係るコンサルタント業務を受託し、このほど契約を締結した。
今回契約したコンサルタント業務の内容は、平成29年3月から平成34年5月までの5年余りにわたり、3社の社員を現地に派遣し、送変電設備および配電設備の増強のための設計、入札図書の作成・入札審査、契約交渉補助、施工監理等を実施するとともに、これらを通して同国の技術者へ技術移転を行うもの。
カンボジアでは安定した経済成長に伴い電力需要が急速に拡大、とりわけプノンペン特別市圏は同国内電力需要の7割を占める経済の中心地であり、同地域での電力の安定供給は同国の最優先課題の一つとされ、早急な電力設備の構築が必要とされている。