東芝製発電機納入のインドネシア地熱発電所運転開始
東芝が地熱蒸気タービンおよび発電機(60MW地熱蒸気タービン・発電機3台)を納入した世界最大級の地熱発電プロジェクト、インドネシア・サルーラ地熱発電所がこのほど運転を開始した。
今回運転開始したのは全部で3系列ある発電設備のうちの最初の1系列目で2018年までに3系列すべてが運転を開始する予定。3系列が運転開始すると出力320.8MW(㍋㍗)を発電する世界最大級の地熱発電所となる。
このプロジェクトは北スマトラ州サルーラ地区に東芝製フラッシュ型発電設備と米オートマット・テクノロジーズ社製のバイナリー型発電設備を組み合わせた約110MWのコンバインド型地熱発電設備を3系列建設する。