日通インドネシア 保税物流センター ライセンス取得
日本通運の現地法人、日通インドネシア物流はこのほど、インドネシア税関総局から「食品関連」としては日系物流企業では初めてとなる保税物流センター(PLB)のライセンスを、ジャカルタ近郊に位置する工業団地内倉庫で取得した。同施設・チカラン保税物流センターの面積は1万8182平方㍍で、5月中旬から営業開始する予定。
PLBライセンスは、インドネシア政府がASEANにおける物流ハブを目指す新たな取り組みとして制定、運用しているもの。PLBでは、従来の保税倉庫ではできなかった①輸出・輸入貨物ともに、蔵置が可能②輸入品を倉庫への搬入から搬出時まで輸入に関する諸税が免除③蔵置期間が最長3年間可能④インドネシア政府非居住者の利用が可能-などのメリットがある。