日本電産G ベトナム・ハノイ地区へ5億㌦投資の覚書

日本電産G ベトナム・ハノイ地区へ5億㌦投資の覚書

日本電産(本社:京都市南区)は6月5日、ベトナム・ハノイ市、科学技術省との間で、ハノイ地区、ホアラック・ハイテクパークへ約5億米㌦の投資を行うことで覚書(MOU)を締結した。DCブラシレスモータを中心とした世界最高水準の省エネ高性能モータや、ロボット等高性能機器用モータの需要拡大に対応する。
日本電産は1997年以来、ホーチミンのサイゴン・ハイテクパークを中心にグループ会社10社がベトナム国内に事業展開しており、これまでに約800億円の投資を行った。その結果、現在グループ合わせ従業員約2万人、売上高約1000億円の規模となっている。2020年度の連結売上高2兆円の目標達成を見据え、今回ベトナムへの第2次投資として実施することになったもの。
これを受け、ベトナムのフック首相をはじめとする訪日団一行は同社および、ハノイへ進出予定の日本電産シンポの工場を視察した。