川崎汽船 フィリピンで完成車向け物流サービス開始
川崎汽船(本社:東京都千代田区)は、フィリピンで完成車向け物流サービスを開始した。現地パートナーの合弁会社、K Line Auto Logistics Philippines,Inc(以下、KALP)社は大手自動車メーカーとの契約を締結、11月から取り扱いを始めた。KALPでは完成車の輸入通関、陸上輸送、一時保管から納車前点検に至るまでの高品質で付加価値のあるサービスを提供する。
フィリピンは新車販売が2016年まで5年連続で過去最高を記録しており、2017年も約16%の伸びが見込まれるなど完成車の国内物流需要が高まっている。
同社の自動車物流関連サービスは、今回のKALPの立ち上げで10カ国目となり、ASEAN主要国でのサービスが完備されることになる。