東京電力・中部電力の折半出資によるJERA(所在地:東京都中央区)は10月9日、台湾のフォルモサ2洋上風力発電事業に参画するため、事業権益をマッコーリ社(所在地:オーストラリア・シドニー)より取得することで合意したと発表した。フォルモサ2洋上風力発電事業(出力:37.6万KW)は、台湾・苗栗県の沖合に47基の着床式風力発電機を設置し、発電した電力を台湾の固定価格買取制度に基づいて20年間売電するもの。 2019年10月より工事に着工し、2021年末から商業運転を開始する予定。JERAは日本政策投資銀行の支援を受け、フォルモサ2洋上風力発電事業の49%の権益を取得し、最大出資者として事業をけん引していく。