大阪ガス(本社:大阪市中央区)と積水ハウス(本社:大阪市北区)は3月25日、共同で再生可能エネルギーが主力電源となる社会を見据え、3電池(燃料電池・蓄電池・太陽電池)を備えた住宅(以下、3電池住宅)で、電力系統の安定化への貢献可能性を検証するために、4月1日から1年間の居住実験を開始すると発表した。
居住実験住宅の所在地は奈良県北葛城郡王子町で、建物は軽量鉄骨2階建て4LDK(延床面積138.8㎡)。燃料電池は固体酸化物形燃料電池(SOFC)(定格出力700W)、太陽電池は多結晶型(定格出力5.08KW)、蓄電池はリチウムイオン蓄電システム(9.8KWh)。