日本の自動車8社のまとめによると、5月の世界生産は前年同月比61.6%減の91万2,377台にとどまった。下げ幅は2008年以降で過去最大だった4月(60.5%減)よりも悪化した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け需要が軒並み減少、各地で生産調整が続いたことが響いた。
世界生産の内訳は、国内生産が61.8%減の28万7,502台、海外生産が61.5%減の62万4,875台だった。国内生産は4月(46.7%減)より15.1ポイントもの大幅な悪化となったが、海外生産は4月(67.4%減)よりやや改善した。