日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、マレーシア政府とシンガポール政府は8月17日から両国間の越境通勤を含む相互渡航を再開する。公務またはビジネス上不可欠な相互出張を認める「相互グリーン・レーン(RGL)」と、越境通勤者を対象に定期的な往来を認める「定期通勤協定(PCA)」の条件に該当する者のみ渡航可能。RGL、PCAともマレーシアへの入国は「My Travel Pass」、シンガポールへの入国は「Safe Travel Pass」を通じて申請する。
RGLでは国籍を問わず、両国の法定居住者が対象。入国3日前以内および到着後にPCR検査を受けることなどが条件で、短期滞在は最大14日間。PCAは両国の国籍者または永住者で、相手国での有効な長期就労ビザ所持者が対象。相手国に90日以上滞在すれば、一時的な休暇で母国に帰国することが可能。