菅首相は令和3(2021)年の年頭にあたって書簡を発表し、新型コロナウイルスの感染拡大防止と経済回復に総力を挙げて取り組み、「国民のために働く内閣」として全力を尽くす考えを改めて示した。
また、イノベーションを目指す大胆な投資を率先して支援するほか、観光政策などを通じて地方経済を活性化させる考えを示した。このほか外交政策について、日米同盟を基軸とし「自由で開かれたインド太平洋」を実現するための取り組みを戦略的に進めていくとともに、近隣諸国との安定的な関係を築いていくとしている。そのうえで、国民にとって「何があたりまえのことなのか」を見極め、「国民のために働く内閣」として全力を尽くしていくことを強調した。