20年宿泊業の倒産53%増の118件 7年ぶり100件を上回る 2021年1月14日アジア-社会tec 東京商工リサーチのまとめによると、2020年の負債額1,000万円以上の倒産は前年比57.3%増の118件に上り、7年ぶりに100件を上回った。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入国制限でインバウンド需要が消失したほか、国内旅行の自粛の動きも大きく響いた。118件のうち、55件がコロナ禍の影響だった。 宿泊業の倒産は39都道府県で発生。温泉地やスキー場が多い長野県が12件で最多だった。東京都が11件、静岡県が9件で続き、福島、三重、京都の3府県でそれぞれ5件に上った。