WHO調査チーム 中国・武漢でまだコロナ発生源の市場視察できず 2021年2月1日アジア-社会tec 中国・武漢市を訪れているWHO(世界保健機関)の調査チームは1月31日、市内の市場を視察した。ただこの市場は、中国で新型コロナウイルス感染拡大当初、発生源とされ、多くの患者が確認された海鮮市場から20kmほど離れた別の場所。また、コウモリのコロナウイルスの研究で知られ、米国がウイルスが流出したと主張している武漢ウイルス研究所の視察もこれまでのところ実現していない。 同チームは、新型コロナウイルスの発生源の解明を目指し派遣されたが、その対象地域に立ち入ることもできていないというわけだ。