政府 原発の汚染処理水の海洋放出を決定 福島第1 23年ごろ開始

政府は4月13日、東京電力福島第1原発の汚染処理水の処分について、関係閣僚会議を開き、放射性物質の濃度を国の放出基準より下げた後、海に流す方針を決めた。実際の放出は約2年後の2023年ごろ開始される見通し。
風評被害が懸念されるため、東京電力は被害が確認されれば賠償するほか、政府・東京電力は漁業関係者らの意見を聞いて具体的な対策も検討していく。