感染した子供の半数近くが無症状 感染は家庭で半数が父親経由

厚生労働省研究班は5月15日、新型コロナウイルスに感染した20歳未満の子供の半数近くが無症状で、9割は治療することなく回復したとの調査結果を発表した。感染経路については、7割が家庭内で感染し、その半数が父親経由だったとしている。
福島県立医科大の研究班が、日本小児科学会のデータベースに登録された子供の症例1,662例(4月27日現在)を分析した。その結果、9割に当たる1,461例は治療せずに快方に向かったという。