鉄建建設 カンボジアでODA国道改修工事を受注
鉄建建設(東京都千代田区)は、大有建設(名古屋市中区)と共同企業体を構成し、カンボジア公共事業運輸省発注の国道5号線改修事業を受注した。
この工事は国際協力機構(JICA)とカンボジアとの有償資金協力に基づき計画された日本ODA事業で、首都プノンペンとタイ国境を結ぶ国道5号線のバッタンバン~シソポン間において、既存の本線道路を改修するとともに、バッタンバン市街を迂回するバイパス道路を整備する。
これにより、カンボジアの基幹道路であり、アジアハイウェイ1号線および南部経済回廊の一部でもある国道5号線の輸送能力の増強および輸送効率の改善を図り、メコン地域の産業大動脈として機能することが期待されている。
今回の受注内容は、本線道路の改修(延長22.35㌔㍍)およびバイパス道路建設(延長23.92㌔㍍)で、総額89億円(契約日レート換算)。