東洋紡 エアバッグ事業でタイ等総額100億円投資

東洋紡 エアバッグ事業でタイ等総額100億円投資

東洋紡は自動車用のエアバッグ事業で2017年度から2020年度にかけて総額100億円の投資を行い、拠点の整備、生産能力の増強を図る。
第一段階として、タイの既存織布工場からエアバッグ用基布の織布工場を分離。新会社を設立して自社化したうえで、生産能力を倍増する。
新会社「TOYOBO SAHA SAFETY WEAVE CO.,LTD.」の資本金は10億タイバーツ(約30億円)で、出資比率は東洋紡75%、SAHAグループは25%。2017年1月に設立、3月に事業開始する予定。
タイへの投資を手始めに拠点の整備と生産能力の増強等、総額100億円の投資によりアジア(日本、タイ、中国)と北米でのエアバッグ事業の位置付けを強固なものとする。