高砂香料 インド・チェンナイの新工場が稼働
高砂香料工業(東京都大田区)はこのほど、インド南部のタミルナド州チェンナイで香料の製造工場を稼働させた。当初は化粧品向けフレグランスの製造から始め、今後は食品向けフレーバーも生産する。
新工場は2016年10月に竣工、今年3月3日に開所式を執り行った。新工場の年産能力は最大1万㌧。新工場への投資額は1000万米㌦(約11億4000万円)で、研究開発(R&D)施設も併設している。
なお、2013年2月から操業しているチェンナイの仮工場は6月で閉鎖し、新工場へ生産をすべて移管する。