林兼産業 マレーシアのソーセージ事業から撤退

林兼産業 マレーシアのソーセージ事業から撤退

林兼産業(山口県下関市)は、マレーシアで展開してきたレトルトソーセージ事業について、業績向上の見通しが立たないことから撤退する。
同社はマレーシアセランゴール州でOMCORP SDN.BHD.との折半出資による合弁で、平成22年12月に「OMAKANE SDN.BHD.」を設立し、事業展開してきた。ただ設立以来、収益化には至っておらず、今回撤退を決断した。
これに伴い、平成29年3月期決算で9900万円を事業整理損失引当金として特別損失に計上する予定。6月までに販売を終了し、清算手続きに入る。