川崎重工 インド二輪車工場新設「Ninja1000」生産
川崎重工業はインドの現地法人India Kawasaki Motors Pvt.Ltd.社(インディア カワサキモーターズ、以下IKM)に、新工場を開設した。新工場は生産設備導入後、9月ごろから生産ラインの稼働を開始し、これまでの生産機種(250cc~650cc)に加えて、新たに同社がインドで生産する機種としては最大の排気量(1043cc)となる「Ninja1000」の現地生産を行う。
IKMの所在地はインドマハラシュトラ州プネー市チャカン工業団地で、敷地面積約1万300平方㍍。IKMの新工場(年間生産能力1万6000台)の開設に伴い、旧工場(同5000台)の稼働は終了し、その機能を新工場に集約する。
インドは2016年度の二輪車販売台数が約1760万台と世界最大の市場で、そのうち250cc以上の中・大型車の市場規模は約68万台だ。新工場稼働によって、同国の中・大型車のニーズに応え、カワサキブランドの二輪車を幅広く提供していく。