JAL・農業総研・世界市場 日本産農産物の輸出で連携
JAL(本社:東京都品川区)、農業総合研究所(本社:和歌山市)、世界市場(本社:東京都港区)の3社は連携協定を結び、世界市場が構築した市場プラットフォーム「NIPPON ICHIBA」の円滑な運営を通じて、「農産物の日本からの輸出拡大」と「日本の地方農産物の取引拡大」を推進し、地域の活性化に向けて支援・協力する。
農業総合研究所は、日本全国の生産者とスーパーマーケットをITで繋ぎ、情報・物流・決済のプラットフォームを構築することにより、これまでなかった新しい農産物流通システム「農家の直売所」を展開している。世界市場は農業総合研究所が日本国内で展開する農家の直売所の運営モデルを前提としたNIPPON ICHIBAを海外展開し、世界中の消費者に安心・安全・おいしい日本産農産物を届ける。
8月から和歌山と北海道の集荷拠点で生産者から農産物を預かり、香港へ航空輸送して現地提携スーパーマーケットでNIPPON ICHIBAを活用した販売を開始する。また将来、シンガポール、台湾などへ販路を拡大する。