IIJ リモートアクセスサービス設備を大幅増設 企業のテレワーク急増で

インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区)は4月23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて急増する企業のテレワーク需要に対応するため、リモートアクセスの設備を数倍規模に増設すると発表した。
同社は、クラウド型リモートアクセスとして①メールや社内システム利用など一般的な業務に適した「IIJ GIOリモートアクセスサービス」②高い通信品質で、Web会議等のリアルタイム性が要求される用途に最適なVPNサービス「IIJフレックスモビリティサービス」-を用意している。このうち、②には4月20日時点の契約デバイス数累計は5万台超と、2月末時点と比べおよそ2.5倍となっている。さらに3月に申込されたデバイス数は、前月までの月平均の申込数と比べ約9倍に急増。企業におけるテレワークの導入が急速に進んでいることをうかがわせる。
こうした状況を受け、IIJは今後、現状の数倍の顧客(数十万デバイス)を収容できる規模まで増強していく。