香港立法会の民主派15議員が辞表提出 一国二制度さらに形骸化 2020年11月15日アジア-社会, 経済tec 香港の議会にあたる立法会の民主派議員15人は11月12日、香港政府が民主派4人の議員資格を失効(はく奪)させたことに抗議して相次いで辞表を提出した。 これにより、立法会の議席の大半を親中派が占めることになり、中国政府に批判的な議員を恣意的に排除できるようになる。その結果、香港の高度な自治を約束した「一国二制度」の形骸化が進み、事実上崩壊する。 こうした状況を受け、米国はじめイギリス、カナダなど欧米各国は中国への非難を強めている。