20年度の残業代 前年度比13.3%減 コロナ禍 休業・時短で

厚生労働省が5月28日発表した毎月勤労統計調査(確報値、従業員5人以上の事業所)によると、2020年度の残業代にあたる月額所定外給与は、1人当たり前年度比13.3%減の1万7,028円だった。比較可能な2013年度以降で最大の減少幅となった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言で、飲食業などを中心に休業や営業時間の短縮を余儀なくされたことが影響した。