インドの変異ウイルス「デルタ」62カ国・地域に広がる WHO 

世界保健機関(WHO)は6月2日、インドで最初に確認された新型コロナの変異ウイルス「デルタ」の報告があったのは62カ国・地域に上るとする報告書を公表した。また、英国で最初に確認された変異ウイルス「アルファ」の報告があった地域は、前週から5つ増え160となった。
WHOはこれまで便宜的に、最初に確認されたウイルスをその地の国名付けで呼んできたが、偏見を招きやすいとして、今後ギリシャ文字のアルファベット、「アルファ」(英国型)、「ベータ」(南アフリカ型)、「ガンマ」(ブラジル型)、「デルタ」(インド型)の呼称で報告するとしている。