厚生労働省のまとめによると、新型コロナウイルスの対策として特例で認められている初診からの「オンライン診療」について、対応できる医療機関が全体のわずか6.5%にとどまっていることが分かった。
全国の11万898医療機関のうち、スマートフォンなどで初診から対応できる医療機関は2021年4月末時点で6.5%にあたる7,156カ所だった。初診以外なら対応できるという医療機関を合わせると、1万6,843カ所で全体の15.2%となっている。
また、地域によってかなりばらつきがあることも分かった。例えば山形県、長野県では30%を超えたが、京都府や岡山県では5%を下回っている。