日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、台湾を拠点とする人工知能(AI)技術のグローバル企業、ikalaインタラクティブメディアは、創立10周年を記念した記者会見で、「向こう10年で事業領域および海外市場の拡大を加速するため、年内に日本事務所を開設する」と発表した。
ikalaは、2011年に台北で設立された。同社は「ikala クラウド」(クラウドを活用したDX)と「ikalaコマース」(AIを活用したソーシャルコマース)の2つのビジネスを主体にビジネスを急拡大してきた。2020年の収益は2015年比で78倍となり、2021年は10億台湾元(約390億円)の収益を見込む。