フジッコ(本社:神戸市中央区)は5月24日、インドンネシアにおける日系食品商社として先駆的な存在のマスヤグループと合弁事業を開始したと発表した。フジッコの合弁による海外事業展開は初めて。すでに3月末に出資のうえ合弁会社化が完了し、ハラール認証を取得した既存の食品工場の改修を5月より進めており、フジッコブランド製品の製造・販売の早期実現を目指す。
合弁会社「PT.FUJICCO FOODS INDONESIA(フジッコ フーズ インドネシア)」の資本金は248億3,800万ルピア(約2億円)で出資比率はフジッコ51%、マスヤグループ49%。豆加工品、総菜類等の製造を手掛ける。
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タカラバイオ 新型コロナL452R変異を検出するPCR試薬を出荷
タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は5月24日、新型コロナウイルスのインド株等でみられるL452R変異を検出するPCR試薬(研究用試薬)の出荷開始を、当初の予定より1週間早め、同日開始すると発表した。新型コロナは従来株から全国で変異株に置き換わっており、変異株への対策ニーズが高まっていることに対応する。
ミャンマーNLD「人々いる限り、党存在」スーチー氏
ミャンマーの首都ネピドーで5月24日、2月に国軍に拘束され輸出入法違反などに問われているアウンサンスーチー氏(75)の公判が初めて対面方式で開かれ、本人が出廷した。公判は非公開で、スーチー氏の自宅近くに臨時法廷が設けられた。
地元メディアによると、今回クーデター後、初めて直接スーチー氏と会った弁護団が開廷前に面会。スーチー氏は健康状態に問題はなく、同氏が率いる国民民主連盟(NLD)について「人々のために結成された。人々がいる限り、NLDは存在するだろう」との国民向けメッセージを託されたという。次回公判は6月7日の予定。
劇場版「鬼滅の刃」が興収400億円突破 前人未到の大台に
日本での映画興行収入で新記録を更新中のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、400億円の大台を突破した配給元のアニプレックスが5月24日発表した。この映画は2020年10月16日からロングラン公開中で、2021年5月23日までの合計が400億1,694万円に達した。
映画興行収入の歴代1位はこれまで316億8,000万円の「千と千尋の神隠し」(2001年)だったが、2020年12月に抜いた。日本国内だけでなく、米国や台湾など世界45の国・地域でも公開され、世界興収約517億円になるという。
大規模接種センター 東京・大阪で7,500人 初日順調に始動
自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターは5月24日開設され、予定していた初日のワクチン接種を午後8時半ごろに終了した。初日は東京、大阪両会場で計7,500人の予約を受け付けていたが、大きなトラブルはなかった。防衛省は1日当たり最大で計1万5,000人への接種を目指し、徐々に接種のペースを上げていく。
センターは東京都千代田区の大手町合同庁舎3号館と、大阪市北区の大阪府立国際会議場の2カ所に開設。国直轄で首都圏と京阪神圏の接種を加速させるのが狙い。期間は3カ月間を予定。65歳以上の高齢者に米モデルナ社製のワクチンを接種する。
イオン ベトナムドンナイ省とショッピングモール開発で覚書
イオンモールは5月21日、ベトナム・ドンナイ省とショッピングモール開発に関する投資および事業推進について包括的覚書を締結したと発表した。イオンモールはこれに基づき、ショッピングモール開発に向けた相互協力を強化する。ドンナイ省は許認可など行政手続きでイオンモールを全面サポートする。
中国公船4隻が沖縄・尖閣諸島接続水域を100日連続航行
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で5月23日、中国海警局の公船4隻が航行しているのを、海上保安庁の巡視船が確認した。2月13日以降の100日連続となり、過去最長の111日(2020年4~8月)に近づいている。4隻のうち1隻は機関銃のようなものを備えていたという。
タイ 30年までにEV30% 充電・バッテリー交換網の目標設定
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、タイの国家電気自動車(EV)政策委員会(通称EV委員会)は、2030年までにタイで生産される自動車の30%をEVにする目標に基づき、タイにおけるEVの利用と生産を促進し、タイを世界のEV・同部品の生産拠点に押し上げ、将来的にタイを低炭素社会に導く計画だ。
2030年の年間EV生産目標台数を乗用車・ピックアップが72万5,000台、バイク67万5,000台、バス・トラック3万4,000台と設定。また、国内に乗用車・ピックアップEV用の充電設備を1万2,000カ所、タクシー・配送業が使うEVバイク用のバッテリー交換ステーションを1,450カ所設置する計画。
三城 タイ・バンコクのセントラルワールドに5/15新店舗
「パリミキ」「メガネの三城」を展開している三城ホールディングス(本社:東京都港区)はこのほど、東南アジア最大級を誇るタイ・バンコク中心部のショッピングモール、セントラルワールド3階に5月15日、新店舗をオープンしたと発表した。
店舗は三城が日本の郊外でロッジ店舗として展開し、好評のログハウスタイプ。営業時間は11時~20時、年中無休。セントラルワールドはBTSチットロム駅からスカイウオークで直結の好立地にある。
イオン東京など19店舗でリユース循環型「Loop」商品販売
ロッテ、P&G、エステー、アースなど日用品メーカー6社とイオン(本社:千葉市美浜区)による、容器をリユースで繰り返し利用する資源循環型展開「Loop(ループ)」の取り組みが5月25日からスタートする。東京の17店舗、神奈川、千葉各1店舗の計19店舗とネットスーパーで、まず日用消耗品13品目の販売を開始する。8月までに関東の約50店舗への拡大を目指す。
店頭設置の返却ボックスに容器を返却すると、購入時に支払った容器代がLoop公式アプリ経由で顧客に返金される。
Loopとは、米国テラサイクルが開発した、資源循環型の新たな商品提供システム。従来、使い捨てされていた洗剤やシャンプーなど日用消耗品や食品などの容器や商品パッケージを、ステンレスやガラスなど耐久性の高いものに変え、繰り返し利用を可能にすることで、使い捨てプラスチックを削減していこうという取り組み。