新型コロナウイルスへの対応を検証する世界保健機関(WHO)の独立委員会は1月18日、中間報告を発表した。この中で、中国当局とWHOによる初期対応の遅れや、米中などの政治対立が新型コロナウイルスによるパンデミックに悪影響を及ぼしたと指摘した。また、報告書は中国について「中国の国家、地方当局は2020年1月の時点で、明らかにもっと強力な公衆衛生上の措置を講じられたはずだ」としている。
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アジア主要国でコロナワクチン接種順次開始 シンガポール先行
アジア主要国で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。東南アジアで最も最も早かったのがシンガポールで、2020年12月30日に接種を開始した。医療関係者への接種を皮切りに、重症化リスクの高い高齢者、感染リスクの高い建設現場などの外国人労働者い対する接種を進める。米国ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発したワクチンに加え、米国モデルナ、中国シノバックからも調達し、すべてのシンガポール国民と長期滞在する外国人に対し、無償で接種する。
インドネシア、インドではそれぞれ1月13日、同16日からワクチン接種を開始した。インドネシアでは主に中国からシノバック製のワクチンを用いて、59歳までの勤労世代に対する接種を優先する。インドは英国アストラゼネカからライセンス供与を受けた製品など、自国生産のワクチンを用いて医療従事者や高齢者に先行的にワクチン接種を進める。
マレーシア、タイでは2月以降の接種開始のため、ワクチン確保を進める。フィリピンもワクチンの調達を急いでいる。感染が抑制されているベトナムでは各国からのワクチン調達と並行して、2020年12月から国産ワクチンの臨床試験も実施している。