日立造船(本社:大阪市住之江区)は9月21日、インドの100%子会社、日立造船インディア(所在地:ハリヤナ州グルガオン)が、インドでごみ焼却発電プラントの建設を受注したと発表した。
インドの廃棄物処理業者、Antony Lara Enviro Solutions Pvt.Ltd.と廃棄物の収集運搬事業者のAG Enviro Infra Project Pvt.Ltd.がこのプロジェクトのために設立した特別目的会社、Antony Lara Renewable Energy Pvt.Ltd.より、同国の重工業メーカー、ISGEC Heavy Engineering Ltd.(以下、ISGEC)とコンソーシアムを組成して受注した。
同国西部のマハラシュトラ州プネ県に、同州初となるごみ焼却発電所を建設する。ごみ処理量は700トン/日・1炉(ストーカ焼却炉)、発電出力14MW。2023年5月竣工予定。同社の同様のプラントの建設受注は2014年、2020年に続く3件目。
tec のすべての投稿
8月白物家電の国内出荷額17.8%減 3カ月連続前年割れ
ニプロ 海外子会社から透析用血液回路セットを日本へ供給
8月パソコン国内出荷44%減 教育・巣ごもり需要反動
ダイハツ 10月も2割減産 東南アからの部品調達が停滞
ホンダ 8~9月は6割減産 10月上旬は3割減 部品調達難で
オートバックス インドネシア・バンテン州モールに4号店
オートバックスセブン(本社:東京都江東区)は9月16日、インドネシアのインドモービルグループが合弁で設立したPT.AUTOBACS INDOMOBIL INDONESIAが同日、同国4号店をオープンしたと発表した。
出店場所はバンテン州タンゲラン県のイオンモール1号店「イオンモールBSDシティ」のスーパーに隣接する駐車場内。敷地面積は212㎡、売場面積は52㎡。ピット3台に加え、洗車作業スペース1台を設置。タイヤ、エンジンオイル、カーアクセサリーなどの約400アイテムを品ぞろえしている。
オートバックスグループはアジア地域において、1991年に台湾へ初出店し、2021年9月16日時点で台湾に6店舗、マレーシアに4店舗、シンガポールに2店舗、フィリピンに3店舗、タイに22店舗、そしてインドネシアに4店舗となり、アジア地域におけるグループ店舗は41店舗となる。
ゲノム編集食品マダイ 肉付きは1.2倍 トマトに続き2例目
京都大学発のバイオベンチャー、リージョナルフィッシュは9月17日、ゲノム編集技術を使って遺伝子を改変、肉付きを良くしたマダイを「ゲノム編集食品」として国に届け出た。厚生労働省の同日の会議で、安全性の審査は不要と判断された。ゲノム編集食品の届け出は2020年12月、血圧上昇を抑えるなどの効果があるとされる「GABA(ギャバ)」の蓄積量を通常の約5倍高めたトマトに続いて2例目で、動物性食品では初めて。
このマダイは京都大学や近畿大学などが筋肉の成長を抑えている遺伝子「ミオスタチン」を働かないようにし、肉厚のマダイを開発したもの。従来の養殖のマダイと比べて肉付きが平均1.2倍になった。養殖マダイの質向上が期待される。
クラウドファンディングで190食分の予約販売を17日から開始した。10月から発送する予定。ゲノム編集トマトは9月15日からインターネット上で販売が始まっている。