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関電など電柱活用「まちなか宅配ボックスサービス」試行開始

関西電力送配電、豊田自動織機、日本ネットワークサポート、京都府、精華町、関西電力は10月19日、電柱等を活用した「まちなか宅配ボックスサービス」の試行を、同日から2021年1月31日まで実施すると発表した。
まちなか宅配ボックスとは、住宅地内の電柱等に設置した、いつでも誰でも利用できる共用型の宅配ボックスで、地域に居住する人の生活エリア内で宅配荷物の受け取りが可能になる。これは国土交通省によりスマートシティモデル事業の先行モデルプロジェクトとして選定された「スマートけいはんなプロジェクト」の一環として行うもの。

ZIPAIR Tokyo 10/28からバンコク発成田行きのみ週5便で旅客便

ZIPAIR Tokyo(事業本社:千葉県成田市、ジップエア トーキョー、日本航空100%出資)は10月19日、東京(成田)-バンコク(スワンナプーム)線で、バンコク発成田行きのみ10月28日から旅客便運航を週5便で開始すると発表した。
新型コロナウイルスの影響で、タイへの旅客便は飛行禁止措置が続いているが、日本へ帰国する人が利用できるよう、バンコク出発便のみ旅客便として運航する。成田出発便は6月3日に開始した貨物専用便の運航を継続する。

鹿島・清水・竹中工務店 ロボット施工・IoTの技術連携で合意

鹿島建設、清水建設、竹中工務店の3社は10月19日、建設業界全体の生産性および魅力の向上を促進することを目的に、ロボット施工・IoT分野での技術連携に関する基本合意書を締結したと発表した。鹿島建設と竹中工務店が2019年12月にスタートさせた同分野の協業の取り組みに清水建設が新たに参画する。
対象技術は、施工関連技術のうちロボット、機械装置、ソフトウェア、IoT技術に関連するものとし、新規技術の共同研究開発、実用レベルに達した既存ロボット技術等の相互利用等に取り組む。

日立とホンダ傘下の自動車部品4社が統合「日立Astemo」に

日立製作所とホンダ傘下の自動車部品メーカー4社は10月19日、経営統合して誕生する新会社の名称を「日立Astemo(アステモ)」とすると発表した。20年度中に経営統合を完了する予定。日立の完全子会社、日立オートモティブシステムズと、ホンダ傘下のケーヒン、ショーワ、日信工業の3社を合併させる。

世界の新型コロナ感染者4,000万人超え 1カ月で1,000万人増

米国ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによると、新型コロナウイルスの世界全体の累計感染者数は、日本時間で10月19日、4,000万人を超えた。3,000万人に達したのが9月中旬で、約1カ月で1,000万人増えたことになる。
感染者は米国や欧州で再び増加しており、世界の1日当たりの新規感染者数が初めて40万人を超えるなど勢いを増している。このため、感染の収束は全く見通せない。また、死者は110万人を超えている。

デアリングタクト 史上初の「無敗牝馬三冠」達成の金字塔

京都競馬場で10月18日行われたG1・3歳牝馬三冠レース(桜花賞・オークス・秋華賞)の最後の「秋華賞」で、すでに2冠を制していたデアリングタクトが危なげなく勝利を飾り、三冠を達成。デビュー以来5戦全勝で史上初の無敗牝馬(ひんば)が誕生した。
同馬の最大の特徴は、最後の直線追い比べで長く、他の馬とは次元の違う差し脚を使える点。これも育成牧場で培われた強靱な足腰があってこその賜物だ。生産・育成したのは北海道・日高町の小さな牧場、長谷川牧場。〇歳児の競りでは買い手もつかなかった牝馬が、競馬史に刻まれる金字塔を打ち立てた。

中国GDP 7~9月期4.9%増で2四半期期連続でプラス成長

中国国家統計局のまとめによると、7~9月期の同国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比4.9%増と、4~6月期の3.2%増に続き2四半期連続のプラス成長となった。世界の大半の国々が、いぜんとして新型コロナウイルスの感染・再拡大で、マイナス成長に沈み、もがき苦しんでいる感が強い中、主要国で唯一、景気回復が順調に進んでいることを示した。

生活保護減額訴訟 受給者が減額取り消し訴え 大阪地裁

大阪地方裁判所で10月19日、生活保護の支給額が段階的に最大10%引き下げられたことについて、大阪の受給者45人が最低限度の生活を保障した憲法に違反すると主張して、国に減額の取り消しなどを求めている裁判が開かれ、原告が支給額の引き下げで、生活に支障が出ていると訴えた。
同様の裁判は全国各地で起こされており、今年6月、最初の判決が名古屋地方裁判所で言い渡され、受給者側の訴えが退けられている。