文具メーカ-大手のプラス(東京都港区)傘下で学用・日品・ビジネス用紙などの文具製造・販売を手掛ける日本ノート(本社:東京都江東区)はこのほど、ベトナムドンナイ省に工場を建設したと発表した。同社初の海外生産拠点となる。9月から本格稼働する。
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川崎重工 タイの発電事業向けガスエンジン4基受注
川崎重工業(本社:神戸市中央区)は7月14日、シンガポールのJurong Engineering Ltd.(以下、JEL社よりタイの発電事業Ratch Cogeneration Expansion Project向けに、ガスエンジン4基を受注したと発表した。同プロジェクトは、タイの大手電力事業者Ratch Group Public Company Limited傘下のRatch Cogeneration Company Limitedが運営する110MW複合火力発電所に30MW級のガスエンジン発電所を建設するもの。
今回受注したガスエンジンは7.8MW級の新型ガスエンジン「KG-18-T」。JEL社はRatch Cogeneration Company Limitedから発電所建設業務を請け負っており、川崎重工業はJEL社にガスエンジン設備一式を2021年11月に出荷する予定。運転開始は2022年9月の予定。
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阪和興業 インドネシア徳信鋼鉄がスラブ製造開始
阪和興業は7月12日、同社が10%出資するインドネシア・スラウェシ島の徳信鋼鉄有限公司(以下、徳信鋼鉄)が、6月28日にスラブの連続鋳造を開始したと発表した。これまでの製造品目、ビレット、線材、鉄筋に、新たにスラブが加わることで、インドメシア国内および「海外向けで徳信鋼鉄品の市場競争力がさらに強化されることが期待される。
徳信鋼鉄は2020年3月に第1高炉、2021年に2月に第2高炉をそれぞれ稼働。2021年6月の粗鋼生産実績は約34万トン、ビレット販売は約30万トンとなっている。第2高炉はスラブ用とブレット用の連続鋳造設備が併設されており、スラブの生産能力は最大で年間200万トンになる。2022年を予定している第3高炉稼働時には年間粗鋼生産600万トンとする計画。