日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ベトナム商工会議所はこのほど、2020年のベトナム各省・市競争力指数(PCI:Provincial Competitiveness Index)レポートを発表した。2020年のPCIランキングでは、北部クアンニン省が過去最高の75.1点で、4年連続1位を獲得した。同省は電子化した行政手続きの数も全国で最多だった。2位は南部ドンタップ省で72.8点、3位は南部ロンアン省で70.4点、4位は南部ビンズオン省で70.2点で、前年より2.8点伸ばし順位を9つ上げた。
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インド20年度自動車販売 乗用車・二輪車とも減少幅は改善
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、インド自動車工業会(SIAM)はこのほど、2020年度(2020年4月~2021年3月)の自動車統計(出荷ベース)を発表した。乗用車販売台数(多目的車、バンを含む)は前年度比2.2%減の271万1,457台となった。2019年度実績(277万3,519台)が前年度比17.9%減だったことから、コロナ禍に遭いながらも減少幅は大きく改善した。
メーカー別では首位マルチ・スズキが129万3,840台で、前年度比8.5%減となったが47.7%のトップシェア確保した。現代自動車(前年度比2.8%減の47万1,535台)や地場のマヒンドラ&マヒンドラ(同15.9%減の15万7,215台)など主要13社のうち8社が減少した。一方、積極的なニューモデルの投入やモデルチェンジを既存車種のモデルチェンジを進めたタタ・モーターズは同62.1%増の22万4,109台と伸びたのが目立った。日系5社(スズキ、日産自動車、ホンダ、トヨタ、いすゞ自動車)の市場シェアは合わせて54.9%だった。
二輪車販売台数は前年度比13.2%減の1,511万9,387台となり、乗用車と同様、2019年度実績の前年度比17.7%減と比べて減少幅は小さくなった。日系4社(ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ)の市場シェアは合わせて32.5%だった。
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インド1日に33万人 世界最悪の新規感染者 変異株が猛威
インドで新規感染者が1日に33万人に達する新型コロナウイルスの感染急拡大が続いている。同国政府は4月22日、新型コロナウイルスの直近24時間の新規感染者が約31万5,000人に上ったと発表した。1日の新規感染者数としては米国で2021年1月8日に記録した約31万3,000人(米国疾病対策センター調べ)を抜いて世界最悪となった。そして、23日には新規感染者が約33万人に達した。
インドでは3月以降、感染が急拡大しており、この背景にあると一部で指摘されているのが、一つのウイルス内で二つの変異が起こる「二重変異株」の存在だ。感染力が強く幅広い世代に感染し、免疫を回避する特徴を持つ可能性があるという。