「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

三菱ケミカル シンガポール子会社の社名変更

三菱ケミカル(本社:東京都千代田区)は7月7日、完全子会社のMitsubishi Chemical Asia Pacific Pte.Ltd(本社:シンガポール、以下、MCAP)の社名を、10月1日付けでMitsubishi Chemical Singapore Pte.Ltd(以下、MCS)に変更すると発表した。より一層地域や顧客に寄り添った活動を行うことを明確にし、最適なソリューションの提供を通じて三菱ケミカルの成長を目指す。

人権問題懸念でミャンマー携帯事業売却 テレノール

ノルウェーの通信大手テレノールは7月8日、ミャンマーの携帯電話事業をレバノンの投資会社に売却すると発表した。売却額は約1億500万ドル(約115億円)。携帯各社は国軍から市民の通信監視などの協力を求められており、人権重視の観点から撤退を決めたとみられる。
住友商事やKDDIも最大手の政府系MPTを共同運営しており、今後の対応が注目される。テレノールは2014年にミャンマーに参入。携帯大手4社ではMPTに次ぐ業界2位だった。

JDI 台湾子会社を現地企業に80億円で売却

ジャパンディスプレイ(JDI)は7月8日、液晶製品の設計や製造販売を手掛ける台湾の子会社、カオシュン・オプトエレクトロニクスの全株式を現地の電子機器受託製造大手ウィストロングループに売却すると発表した。売却額は80億円。JDIは売却後、子会社だった企業に製造を委託する。

JESCO ベトナム・オーシャンバレーインフラ工事受注

JESCOホールディングス(本社:東京都中野区)は7月7日、ベトナムの連結子会社JESCO HOA BINH ENGINEERING JOINT STOCK COMPANY(所在地:ホーチミン市タンビン区、以下、JHE社)が、DELTA-VALLEY BINH THUAN(ノバランド子会社)より、オーシャンバレーインフラ3期工事を受注したと発表した。
受注金額は839億ベトナムドン(4億円)。工事場所はNOVA WORLD PHAN THIET。工事内容は高圧受変電工事、道路街灯電気設備工事、給水設備工事。工期は2021年7月~11月(4カ月間)。

ダイキン 省エネ型EV用エアコン冷媒を開発

ダイキン(本社:大阪市北区)は7月8日、省エネ性能に優れた電気自動車(EV)向けのエアコン用冷媒を開発したと明らかにした。エアコンの消費電力を減らすことで航続距離への影響を少なくする。厳冬期を想定した試算でEVの航続距離を最大で5割伸ばせるとしている。2025年までの実用化を目指す。

ワタミ 中国・上海に「から揚げの天才」海外1号店

ワタミ(本社:東京都大田区)は7月8日、グループ企業で海外外食事業を展開しているWATAMI INTERNATIONAL CO.,LTD(所在地:中国・香港)が、上海小南国を運営する中国の大手外食企業、国際天食集団有限公司(所在地:中国・上海市)とマスターフランチャイズ契約を締結して、揚げたてから揚げと、テリー伊藤こだわりの玉子焼き「から揚げの天才」海外1号店を7月、中国・上海市にオープンすると発表した。
ワタミはコロナ禍で中国本土から主幹事業の居酒屋業態を全面撤退したが、今回のから揚げの天才出店を機に、中国本土での店舗展開を推進していく。

静岡ガス タイ太陽光発電事業に参画,海外初の再エネ

静岡ガス(本社:静岡市)は7月8日、タイでエネルギー事業を展開するVNET Power Co.,Ltd.と、タイで太陽光発電事業に参画すると発表した。これは同社として海外で初めての再生可能エネルギー案件となる。
両社は2020年6月5日、太陽光発電による電力供給事業を目的とした合弁会社VNET SG Power Co.,Ltd.を設立。2021年7月7日、同新会社の第1号案件として、タイ北東部のラーチャパッと・マハサーラカーム大学との間で、20年間にわたり電力を供給する売電契約を締結した。
VNET Power社と静岡ガスの合弁会社の資本金は1,880万タイバーツ(約6,500万円)で、出資比率はVNET Power社51%、静岡ガス49%。

メガネの田中 シンガポールに海外1号店

メガネの田中(広島本社:広島市)グループのシンガポール子会社FLO Optics Pte.Ltd.(以下、FLO)が、2021年7月1日、メガネの田中ブランドで海外初出店となる「メガネの田中ウィーロックプレイス店」をオープンしたと発表した。場所はシンガポール有数の繁華地区、オーチャードロード。店舗の外装・内装は日本国内の”メガネの田中”と同じコンセプトで展開。日本の店舗デザインをそのまま現地へ持ち込み、メガネ選び、買い物が楽しめる空間を演出している。