日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国の武漢市政府はこのほど自動車産業の一大集積地の武漢経済技術開発区にファーウェイ(武漢)インテリジェント・コネクティッド・ビークル(以下、ICV)産業イノベーションセンターが開業したと発表した。
ファーウェイは今後、武漢経済技術開発区と共同でICVや自動運転技術の研究開発を行い、武漢市における国家ICV産業モデル区の建設や、1兆元(約17兆円、1元=約17円)規模の自動車産業クラスター形成につなげていくとしている。
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丸紅,日立など福島県浪江町の水素利活用で連携協力
福島県浪江町と丸紅、日立製作所、パナソニック、みやぎ生協・コープふくしまは7月2日、水素を含めた復興まちづくり構想およびRE100等に向けた取り組みに関して、連携協力に関する協定書を締結したと発表した。
この協定は、令和2年度に丸紅とみやぎ生協が浪江町で行った「水素サプライチェーンの構築に係るFS調査」(環境省委託)を契機として、復興まちづくり構想およびRE100産業団地建設への貢献や地域産業活性化、デジタルトランスフォーメーション(DX)化など、浪江町の総合的な復旧・復興を推進することを目指すもの。
RE100:Renewable Energy100%。事業活動で消費する電力を再生可能エネルギーを用いて発電した電力で賄うことを目標とするイニシアチブ。
旭化成 CO2主原料のEC・DMC技術の第1号ライセンス
旭化成(本社:東京都千代田区)は7月1日、スマートフォンや電気自動車で使用されるリチウムイオン電池(LIB)の電解液の主要原料であり、世界中で需要が高まっている高純度エチレンカーボネート(EC)および高純度ジメチルカーボネート(DMC)の製造技術のパッケージが完成し、第1号のライセンス契約を締結したと発表した。
同技術パッケージの最大の特徴は、二酸化炭素(CO2)を原料としたポリカーボネート(PC)樹脂製造技術と同様、CO2を原料とすること。原料の約半分がCO2であり、今回のライセンスで年間約5万トンのCO2を消費するすることになる。同技術により、環境にやさしいLIB用電解液の供給が可能になり、持続可能な社会の実現に貢献する。
H&M 3~5月期売上高62%増も中国は不買で急減
興和 イベルメクチンの臨床開始へ コロナで効果は?
セブン 日米除き25年度に世界5万店目標に拡大
三井不動産 アウトレット台湾臨林口 第2期に着手
大塚製薬 中国で白血病のmRNA測定キット発売
10月「日立エナジー」に変更 日立ABBパワーグリッド
プライメタルズ ベトナムSUNSCOでファーストコイルを生産
プライメタルズテクノロジーズは7月1日、丸一鋼管系のMaruichi Sun Steel Joint Stock Company(以下、SUNSCO)ホーチミン鋼材工場に納入した薄物冷間圧延機(Hyper UCミル)が、ファーストコイルを生産したと発表した。
このHyper UCミルはベトナムにおける1号機。この軽量建設材向けHyper UCミルは投資額とメンテナンスを削減し、需要が高まる薄物冷延材の市場でSUNSCOの主導的な地位を確立するとみられる。
SUNSCOは1996年にベトナム初の外国資本100%の鉄鋼会社として設立され、溶融亜鉛、55%アルミ亜鉛、合金めっき鋼帯、カラー鋼帯、鋼管を生産・加工・販売している。丸一鋼管のグループ会社で、丸一鋼管の出資比率は72.53%。