サンリオ(本社:東京都品川区)は10月30日、エイベックス(本社:東京都港区)の子会社、エイベックス・アジア(所在地:シンガポール)と共同出資による新会社をシンガポールに設立すると発表した。サンリオが保有する「ハローキティ」などキャラクターのライセンス事業を東南アジアで展開する。
合弁新会社の資本金は200万米ドルで、出資比率はサンリオ70%、エイベックス・アジア30%。2021年1月から営業開始する。
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異業種から陸上養殖へ参入 関電がJR西日本に続き21年から
水産資源の安定供給につなげようと、3年前からのJR西日本に続き、異業種の関西電力が陸上養殖に参入する。JR西日本が陸上養殖を始めたのはサバだったが、関西電力が手掛けるのはバナメイエビ。
10月にエビの養殖業者と連携して新会社を立ち上げた。2021年1月から静岡県磐田市に養殖用プラントを建設し、2022年から国内向けに生産を開始する予定。年間生産量80トン、売り上げ数億円を想定しているという。
事業化のきっかけは、大阪湾の水質改善を図ろうと、ドロを分解する細菌を研究していたところ、バナメイエビに与えると成長を促す効果が確認できたこと。関西電力では順次、養殖の拠点を増やしたり、ノウハウを活用した他社への支援を行い、会社を育てていきたいとしている。
JR西日本はサバから始め、現在カキやフグなど6種類の水産物を手掛けている。今後も生産量や種類を増やしていく予定としている。