豊田自動織機(本社:愛知県刈谷市)は9月24日、工場や倉庫で荷物を運ぶ無人搬送車「キーカート」の新モデルとして、最大搬送重量1トンの新製品「ATOBE07」など2種類を発表した。最大搬送重量を従来機の2倍に高める一方、価格はオプション付きで約150万円と1.5倍程度に抑えている。人手不足やコロナ禍で搬送の自動化需要が高まっている中、導入しやすい価格で需要業界のニーズに応え、シェア獲得を狙う。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
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ANA・JAL 成田ー広州線など中国路線の一部の運航再開
全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は9月24日、中国路線の一部を運航再開すると発表した。今回、中国民用航空局(民航局)から認可を受けたのは10月24日までの夏ダイヤ期間の運航。ANAは9月30日から成田-広州線、成田-青島線をそれぞれ再開する。いずれも運航は水曜日の週1便。JALは10月2日から成田-広州線を再開する。運航は金曜日の週1便。両社とも10月25日以降の冬ダイヤについては調整中。
中国へはこれまで、ANAは成田-上海線、JALは成田-大連線のみを運航していた。中国民航局が新型コロナウイルスの防疫対策として3月29日に、海外の航空会社による中国路線を制限して以降、日系航空会社が運休していた中国路線を再開するのは初めて。
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インド 8月の自動車販売10ヵ月ぶり前年水準上回る
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、インド自動車工業会(SIAM)がまとめた8月の自動車統計で、乗用車の販売台数(多目的車=UVとバンを含む)が、前年同月比14.2%増の21万5,916台となり、10カ月ぶりにプラス成長となった。このうち一般乗用車は14.1%増の12万4,715台、バンは3.8%増の9,359台とそれぞれプラスに転じ、UVは15.5%増の8万1,842台で引き続き2ケタの成長を維持した。
主要メーカーをみると、首位のマルチ・スズキは前年同月比21.3%増の11万3,033台と前月に続きプラス成長。2位の現代自動車は同19.9%増の4万5,809台、3位のマヒンドラは同1.1%増の1万3,651台で、ともにプラス成長に転じた。
二輪車の8月の販売台数は同3.0%増の155万9,665台と20カ月ぶりにプラス成長に転じた。