ファミリーマート(本社:東京都港区)とTelexistence(本社:東京都港区、以下、TX)は8月26日、ファミリーマート店舗の省人化を可能とする遠隔操作ロボット本格導入に向けた試験運用を開始したと発表した。TX製ロボット「Model-T」および「Augmented Workforce Platform(拡張労働基盤、以下、AWP)」を活用。TX虎ノ門オフィスから遠隔操作で、操縦者がVR(仮想現実)端末を使用し、ファミリーマートとしまエコミューゼタウン店(所在地:東京都豊島区)に設置したロボットの操作を行う。
第一段階として、店舗のバックヤードの飲料売り場で比較的業務量の多いペットボトル飲料の陳列から遠隔操作による業務を開始し、ロボットによる陳列速度・精度の検証を行う。また今後は、作業対象の商品を随時拡大しながら、2022年までに最大20店舗への導入を目指す。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
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不二製油G インド子会社をIFFCOグループのアジア2社に売却
不二製油グループ本社(本社:大阪市北区)はこのほど、インドでクリーム製品の製造・販売を手掛ける非連結子会社、3F FUJI FOODS PRIVATE LIMITEDの発行済み株式のうち、不二製油グループ本社および100%子会社のFUJI OIL ASIA PTE.LTD.が保有する全株式について、IFFCO SINGAPORE PTE.LTD.(所在地:シンガポール)およびIFFCO(S.E.A)SDN BHD.(所在地:マレーシア・クアラルンプール)に譲渡することで株式譲渡契約書を締結したと発表した。株式譲渡実行日は8月27日の予定。
譲渡先の両社は、アラブ首長国連邦(UAE)に本社を置く食品メーカー、IFFCOグループの東南アジアの事業会社。
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ANA・JALの国内線 9月は再び4割減便 コロナで利用控えに対応
全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は、新型コロナウイルスの感染”第2波”で、旅行や出張を控える動きが改めて広がっているとして、9月は国内線のおよそ4割を運休や減便とし、運航本数を再び減らすことになった。
ANAは9月に羽田、大阪、札幌などを発着する便など幅広い路線で運航本数を減らす。運休や減便となるのは、全体の45%にあたる1万4,000便余りで、減便の割合が25%だった8月から20ポイント拡大する。
JALは、9月前半は国内線の43%を運休や減便とする。これにより減便の割合は8月の28%から15ポイント拡大する。9月の後半には「敬老の日」や「秋分の日」など連休も控えているが、需要(予約)動向を見極めながら、引き続き運航計画を見直していくとしている。