川崎重工は8月7日、中国CONCHグループとの合弁会社、安徽海螺川崎工程有限公司(以下、ACK)が納入した、中国陝西省咸陽市向けストーカ式ごみ焼却発電施設(750t/日×2炉=1500t/日)が電力供給を開始したと発表した。施設あたりの処理量(1500t/日)および1炉あたりの処理量(750t/日)は同社グループとして最大規模となる。
ACKは2016年1月の第1号施設の稼働以降、急速に受注を伸ばし、2019年以降では18件のストーカ式ごみ焼却発電施設を受注するなど累計の受注件数は40件に達している。中国や東南アジアをはじめとする新興国では、都市化の進展に伴い、増加する都市廃棄物の処理が喫緊の課題となっている。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
神鋼環境S カンボジア・モンドルキリ州で2件目の浄水設備受注
村田製作所 リチウム電池搭載の産業機器向け高出力バッテリー量産へ
ローソン 中国・海南省海口市に10月 1号店 23年までに300店舗
王子HD 40億円投じマレーシアに9カ所目の段ボール新工場
キヤノン 日本電産と次世代AGV・AMR分野で協業開始
プラス 中国文具大手DELI社と合弁 中国オフィス家具市場へ進出
プラス(本社:東京都港区)は8月4日、中国の大手文具製造・販売会社、DELI GROUP CO.,LTD.(本社:浙江省寧波市、以下、DELI)と合弁で、中国オフィス家具市場へ進出すると発表した。
両社は2019年5月14日に合弁会社「DELI-PLUS OFFICE TECHNOLOGY CO.,LTD.」(以下、DELI-PLUS)を設立。中国オフィス家具市場への進出の準備を進めてきた。そしてDELI-PLUSはすでに6月30日に浙江省杭州市でオフィス家具ブランド「deli-PLUS(デリ‐プラス)」の発表会を開催。今後、店舗、EC、直販のチャネルで「deli-PLUS」ブランド製品を拡販する方針。
2022年2月には、現在建設中の基幹生産拠点・銭塘新区新工場(所在地:浙江省杭州市、敷地面積15万㎡)が本格稼働の予定。
ワールド 5ブランド廃止 358店閉鎖 希望退職200人
ミャンマー・ヤンゴンに「イオンモール」23年に1号店出店
イオンおよびイオンモールは8月4日、ミャンマー・ヤンゴンに「イオンモール」1号店を2023年に出店すると発表した。同国でショッピング事業を展開するために同国最大の不動産ディベロッパー、SHWE(シュエ)TAUNG(タン)REAL ESTATE CO.,LTD.との合弁会社「AEON MALL MYANMAR CO.,LTD.(以下、イオンモールミャンマー)」を設立。1号店はヤンゴン管区ダゴンセイカンタウンショップ(ヤンゴン郊外)に出店する。
イオンモールミャンマーは今後、同国での多店舗展開に向けた物件開発を推し進めるとともに、その子会社で運営会社となる「AEON MALL SHWE TAUNG CO.,LTD.」が、1号店の開発、リーシング、管理・運営を一貫して実施する。1号店の敷地面積は約7万2,000㎡、延床面積は約12万2,000㎡。イオン(GMS)を核店舗とし、約200店の専門店が入居する。2021年上期着工、2023年度中に開店する予定。
日本ポリプロ タイでIRPC社と自動車向けPPコンパウンド事業
日本ポリプロ(本社:東京都千代田区)とタイのIRPC Public Company Limited(本社:バンコク、以下、IRPC)は8月3日、合弁でASEAN地域における自動車関連向けポリプロピレンコンバウンド事業を開始すると発表した。
両社は合弁会社「Mytex Polymers(Thailand)Co.,Ltd.」(所在地:タイ・バンコク)の運営において、インラインコンパウンド設備や、両社の製造および知的財産を含む技術資源等の強みを活用することで、技術力、マーケティングおよびコスト競争力の強化を進め、ASEAN地域の自動車関連市場のさらなる拡販を図っていく。新会社の資本金は1億2,000万タイバーツで、資本構成は日本ポリプロ50%、IRPC50%。