ビート・ホールディングス・リミテッド(事業本部:香港)は7月30日、子会社のXinhua Mobile Limited(以下、XML)が、インドネシアのPT Idabagus Engineering Indonesia(本社:インドネシア・ジャカルタ、以下、IEI社)との間で事業連携の覚書を締結すると発表した。
XMLはIEI社にCrypto Messenger Walletアプリのライセンスを供与し、当該アプリのテクニカルサポートを行う一方で、IEI社はXMLに暗号資産トレーディング・サポート用ソフトのライセンスを供与し、当該ソフトのテクニカルサポートを行う。そのうえで暗号資産の市場分析で培われたIEI社のAI技術をCrypto Messenger Walletの技術と連携することで合意した。
覚書締結後の3カ月以内にXMLはIEI社との間でCrypto Messenger WalletおよびIEI社のトレーディング・サポートソフトのライセンスとテクニカルサポートを相互に供与し合うことを主たる内容とした最終契約を締結する予定。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
山九 マレーシア・ポートクラン港に「アジア・ハブセンター」
山九(本社:東京都中央区)は7月31日、マレーシアの現地法人、山九マレーシア(本社:ペタリンジャヤ)が、2021年3月1日にポートクラン港ウエストポート内に「アジア・ハブセンター」を開始すると発表した。同センターは、同日開設される物流センター(7万320㎡)の一部を借りて運営するもので、同社の倉庫スペースは2万㎡。
FTZ(自由貿易区)内に位置しているため非課税で、非居住者在庫や保管中の転売、荷姿変換などが可能なほか、輸出入手続きの免除など、荷主にとってコスト削減並びにリードタイム短縮が実現可能となる。
倉庫の開始に先駆け、同港のターミナルオペレーター、West Port社と5月29日に契約を締結し、6月1日よりTSP(Transshipment Staged Post)サービスの提供を開始している。
NECの顔認証活用した三井不動産Gのホテルが営業開始
カネカの結晶シリコン太陽電池 トヨタの低速自動運転EVに採用
SBエナジー 中国のEVバッテリー交換サービスのAultonへ出資
ソフトバンクグループの子会社で自然エネルギー事業を行うSBエナジー(本社:東京都港区)は7月31日、電気自動車(EV)のバッテリー交換サービス事業を行うAulton New Energy Automotive Technology Co.,Ltd(本社:中国・上海市、以下、Aulton=オウルトン)へ3,250万人民元(約5億円)を出資することで合意したと発表した。この取引は10月中旬に完了する見込み。また、両社はバッテリー交換式EVにおけるバッテリー交換事業の共同推進に向けた戦略的協力契約を締結を締結した。
Aultonは、EVへのエネルギー供給における世界的企業。EVのバッテリー交換テクノロジーに関連する約1,000件の特許を世界で保有。北京、広州、厦門、昆明、海南島、鄭州、張家口など中国15都市で263カ所のバッテリー交換ステーションを建設、運用し、タクシーや商用車向けにサービスを提供。2020年には10~15の都市で500カ所以上のバッテリー交換ステーションを建設、運用開始する予定。
塩野義 コロナ新検査法8月にも申請 唾液採取から30分以内で判定
みずほ銀行 タイの総合金融グループTISCO FGと包括業務提携
パナソニック 中国GSソーラーとの太陽電池事業の協業契約を解消
日医工 テバと武田の合弁企業から後発薬事業を譲受
ジェネリック医薬品大手の日医工(本社:富山市)は7月30日、武田テバファーマ(本社:名古屋市中村区、以下、武田テバ)が保有するジェネリック医薬品および高山工場(所在地:岐阜県高山市)に係る事業を譲り受けることを目的として、8月に武田テバにより設立される子会社の全株式を取得し、日医工の子会社にすることで、テバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ(本社:イスラエル)、武田薬品工業および武田テバとの間で合意したと発表した。株式譲渡実行日は2021年2月1日。取得額は非公表。
これにより日医工が取得する事業は、武田テバが製造販売しているジェネリック医薬品486品目の製造販売ならびに高山工場と当該工場で受託製造している製品群が含まれる。株式取得後、日医工グループの国内生産拠点は8カ所となり、内服・注射・外用などの幅広い剤型の特許が満了した製品1,725品目を製造販売する医療用医薬品企業となる。
三井不動産 タイでサービスアパートメント事業に参画
三井不動産(本社:東京都中央区)は7月31日、タイ三井不動産ディベロップメント(所在地:タイ・バンコク)を通じて、分譲住宅事業の共同事業者、タイの有力デベロッパー、アナンダ・ディベロップメント(所在地:タイ・バンコク、以下、アナンダ社)とともに、新たにサービスアパートメント(以下、SA)事業に参画すると発表した。開発を進める5物件のうち第1号物件「Lyf Sukhumvit8 Bangkok」は同日、開業する。
タイではこれまでアナンダ社とともに、バンコク市内で分譲住宅を展開してきたが、SAへの参画は初。また、パタヤでの開発は分譲住宅を含め初となる。運営はグローバルでの実績が豊富なアスコット社(所在地:シンガポール)に委託する。