日本空調サービス(本社:名古屋市名東区)は7月15日、マレーシアセランゴール州の連結子会社、NIPPON KUCHO SERVISES(M)SDN.BHD.の事業を休止すると発表した。就労ビザ取得の遅延等による事業開始の遅れに加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、長期的な停滞が見込まれることから、今後の事業活動全般に総合的な検討を加えた結果、同子会社の事業休止を決めた。2020年12月末をめどに現地の法令に従い、現地当局に対して同子会社の事業休止関する必要な申請手続きを進める。
「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ
ADK シンガポール子会社の社名変更 インドネシアに新会社
ADKホールディングス(本社:東京都港区、以下、ADK)は7月13日、シンガポールの連結子会社の社名を変更するとともに、インドネシアに新会社を設立すると発表した。7月1日付でシンガポールのAsatsu-DK Singapore Pte.Ltd.をADK Connect Singapore Pte.Ltd.に一新した。また7月9日付でインドネシアにPT.ADK Connect Emotions Indonesiaを新設した。いずれも”connect”を社名に入れたほか、顧客に商品を直接販売する”D2C”ソリューションのサービス基盤を強化する。
このほか、近隣のマレーシア現地法人でもさらなる連携強化と経営効率向上を目的にマネジメントを兼任する経営体制へ変更する。
ナカバヤシ タイのガラスメーカーと業務提携 調光ガラス事業開始
スズキ インドでの二輪車生産で累計生産500万台達成
スズキ(本社:静岡県浜松市)のインドにおける二輪車の生産販売子会社、スズキ・モーターサイクル・インディア社(SMIPL社、本社:インド・ニューデリー市)は7月15日、同国での累計生産が13日に500万台を達成したと発表した。
SMIPL社は2006年2月に「GT125」の生産を開始し、これまでにスクータータイプの「アクセス125」やバックボーンタイプの「ジグサー」など110~250ccクラスのモデルを中心に生産台数を拡大。生産開始から14年5カ月での累計生産500万台の達成となった。
2019年度のインドにおけるスズキの二輪車販売台数は68万5,223台で、前年比2%増を確保。全体市場が前年割れする中、「アクセス125」の販売貢献により伸長を維持、シェアは3.9%となっている。
SMIPL社はインド国内だけでなく、周辺国や日本、ASEAN、中近東、中南米などへの輸出も行っており、スズキの二輪車最大の生産拠点としての役割を担っている。
日産自 新型EV「アリア」発表 2021年央発売 価格は500万円
東レ 独「空飛ぶ車」開発のリリウム社と炭素繊維複合材料の供給契約
双日などNEDOのカーボンリサイクル研究開発事業を採択
双日は7月14日、トクヤマ、ナノミストテクノロジーズとともに、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)より、カーボンリサイクルの技術開発・普及を目的とした委託事業「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発/炭酸塩、コンクリート製品・コンクリート構造物へのCO2利用技術開発」に関する事業採択の通知を受けたと発表した。
同事業は2022年度までの約3年間で経済産業省より発表された「カーボンリサイクル技術ロードマップ」で技術課題とされている、CO2の分離・回収の低コスト化、および再利用の実現を目的としている。石炭火力発電所の燃焼排ガス中のCO2を、技術開発した微細ミストで吸収し、炭酸塩の原料に置き換えることで、CO2の排出削減の実現を目指す。