買取サービス「なんぼや」をグローバルに展開するバリュエンスホールディングス(東京オフィス:東京都港区、大阪オフィス:大阪市北区)は10月7日、シンガポールのグループ会社、Valuennce International Singapore Pte.Ltd.(本社:シンガポール)が、ブランド買取「なんぼや」の出張買取サービスを10月1日からスタ-トしたと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出を控えたい顧客の声に応え、自宅にいながら簡単に売却できる出張買取をスタートしたもの。
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大阪ガス 大阪市にカーボンニュートラル技術研究開発拠点
大阪ガス(本社:大阪市中央区)は10月7日、大阪市此花区酉島地区にカーボンニュートラル技術の研究開発拠点(以下、CNRH)をを開設したと発表した。
CNRHでは①都市ガスのカーボンニュートラル化に向けたメタネーション②グリーン水素を製造するケミカルルーピング燃焼技術の開発③化石燃料の代替として注目されているアンモニア燃料単体で利用可能な小型エンジンシステムの開発④分散電源などを活用することで再生可能エネルギー導入社会における電力系統の安定化に貢献するバーチャルパワープラントの開発-などに取り組む。
また、Daigasグループ内での技術連携やアライアンスパートナーとの共同研究を推進していくとともに、様々なカーボンニュートラル技術の実験設備を拡充していく。
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トリドールHD 香港孫会社が香港証券取引所へ上場
トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区)は10月7日、香港の孫会社、Tam Jai International Co.,Limited(譚仔國際有限公司、以下、TJI)が同日、香港証券取引所に上場したと発表した。
TJIは、2018年1月より同社のグループ会社となりその後、業容拡大し成長してきた。その結果、2021年9月末現在、TJIは157店舗を展開し、同社グループの海外事業をけん引している。また、2020年10月にはシンガポール、2021年4月には中国本土に初進出を果たしている。
今回の上場により、同社グループのグローバルプラットフォームの構築に大きく貢献し、海外事業の成長をより加速させるものと期待を寄せている。
住友林業 インドネシア・マカッサル市で大規模住宅開発
住友林業(本社:東京都千代田区)は10月6日、インドネシア南スラウェシ州マカッサル市(スラウェシ島)で住宅開発事業に参画すると発表した。同社と同国の不動産開発事業を手掛けるPT.Summarecon Agung Tbk(以下、スマレコン社)、PT.Mutiara Properti Cemerlang(以下、ムティアラ社)との共同事業で、販売戸数は約500戸、総投資額は8400万米ドルを予定。外資企業がマカッサル市で大規模な住宅開発を手掛けるのは初めて。脱炭素社会の実現に向け、環境配慮型戸建て住宅を開発、これを機に東南アジアでも環境配慮型の住宅・不動産開発を加速させる。
南スラウェシ州の州都マカッサル市は、人口約153万人で全国8位。周辺のゴワ市・マロス氏・タラカル市で形成される経済圏は300万人弱の人口を擁する。港湾・空港の拡張工事に加え、日本企業が高速道路全線の運営事業に参画するなどインフラ整備が急ピッチで進んでいる。
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DAC ベトナム開発拠点統合し領域拡大と効率向上へ新会社
インターネット広告を主幹事業とするデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(本社:東京都渋谷区、以下、DAC)は10月5日、開発領域の拡大および効率向上を目指して、ベトナムにおける開発拠点を統合し、新会社として約200名体制の「DAC DATA TECHNOLOGY VIETNAM JOINT STOCK COMPANY」を設立したと発表した。10月より事業を展開していく。
今回統合したのはハノイとダナンに拠点を置く連結子会社2社で、それぞれデータ解析とデジタルマーケティングに関わるソフトウェア開発を担い、それぞれDACの事業展開を支えていた。今回の統合により、データおよびテクノロジー領域において、シムレスかつ、より効率的な開発が可能となる。
JERAとIHI 火力発電所で燃料アンモニアの小規模利用試験
JERA(本社:東京都中央区)とIHI(本社:東京都江東区)は10月6日、共同で国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受け、大型の商用石炭火力発電機で燃料アンモニアの大規模な利用(熱量比20%)を行う実証事業に取り組んでいると発表した。この事業期間は2021年6月から2025年3月の約4年間で、2024年度に碧南火力発電所4号機で、アンモニアの20%混焼を目指している。
同日開始した5号機における燃料アンモニアの小規模利用は、4号機での大規模混焼に用いる実証用バーナーの開発を目的としたもので、バーナー全48本中2本を試験用バーナーに改造し、同日から2022年3月までの約6カ月間、材質の違いによる影響や実証用バーナーに必要な条件を調べる。使用するアンモニアは約200トンで、同発電所敷地内の脱硝用アンモニアタンクから5号機の試験用バーナーに供給される。