川崎重工 共同開発のセメント排熱発電向けボイラ運転開始
川崎重工は中国合弁企業、安徽海螺川崎工程有限公司と共同開発したセメント排熱発電設備向け新型ボイラ「VEGA(ベガ)ボイラ」初号機の運転を、准北衆北水泥有限公司(中国安徽省)のセメント製造工場で開始した。
工場でのセメント生産容量は日産4500㌧、排熱発電設備の出力は7800KW。この排熱発電設備の設置により、燃料を追加することなく、セメント工場内の必要電力の約30%を賄うことができる。
住友商事 インドで日系企業初のマンション開発・分譲事業
住友商事(本社:東京都中央区)は、Krishna Group(所在地:インドハリヤナ州、以下クリシュナグループ)と共同で、在インドの事業会社「Krisumi Corporation Private Limited」(以下、クリスミ)を設立し、クリシュナグループがインド北部ハリヤナ州グルグラム市で開発するマンション事業「Krisumi Cityプロジェクト」へ参画した。
このプロジェクトは、日系企業が初めて参画するインドでのマンション開発、分譲事業となる。約26㌶の敷地に住宅約5000戸と商業施設、オフィスビルを全8期にわたって建設する計画で、グルグラムでも最大級の大規模開発案件。建設予定地はニューデリー中心部から南西約30㌔㍍、インディラガンジー国際空港から南西約18㌔㍍に位置し、ニューデリーとグルグラムを結ぶ主要幹線道路、NH8(国道8号線)に近接している。
住友商事はクリスミを通じて、このうち約2.1㌶の敷地にマンション2棟(35階建て、総戸数約433戸)を建設する第1期プロジェクトに参画する。今後、第2期以降の事業についてもクリシュナグループとともに検討を進めていく。第1期プロジェクトの総事業費は約160億円で、2021年完成予定。
川崎重工 バンコク地下鉄建設工事のシールド掘進機3機受注
川崎重工は、タイのバンコク地下鉄オレンジライン建設工事に投入されるシールド掘進機3機を、同国のシーケーエスティー(CKST)共同企業体より受注した。川崎重工はシールド掘進機の設計・製作・海上輸送などを担当し、2019年2月から同8月にかけて順次納入する予定。
今回受注した掘進機はバンコク中心部の交通渋滞緩和のために新設される地下鉄オレンジライン(全長約39.5㌔㍍)の第1期工事イーストセクションに投入され、E01工区(約4.2㌔㍍)とE02(約2㌔㍍)の各上下線、合計12.3㌔㍍を掘削する。これらのトンネル掘削工事は2021年の完了を予定している。
nmsホールディングス EMS事業でベトナムに子会社設立
nmsホールディングス(本社:東京都新宿区)グループはEMS(電子部品・自動車部品などの製造受託サービス)事業で取引先企業の地域の分散化や地産地消のニーズが高まる中、ASEAN地域における生産体制拡充の必要性が増しているため、ベトナムビンフック省に生産体制を構築し、グローバル事業体制の拡充を図ることになった。
今回設立するのは「TKR MANUFACTURING VIETNAM CO.,LTD.(仮称)」(所在地:Ba ThienⅡ Industrial Park)で、資本金は182万米㌦(約2億円)。グループでEMS事業の中核を成すテーケィアール(TKR)が100%出資する。プレス工場と実装組立工場で構成され、敷地は4万平方㍍で、nmsグループにおける最大規模の生産拠点となる。電子部品・自動車部品などの製造・販売を手掛ける。5月に設立登記し、2019年4月に事業開始の予定。
明電舎 シンガポールMRT電力設備一式を400億円で受注
明電舎(本社:東京都品川区)のシンガポール現地法人、明電シンガポールはシンガポールMRT南北線・東西線の電力設備を、シンガポールのLand
Transport Authority(陸上交通庁、以下、LTA)より受注した。
このプロジェクトは1987年に明電舎が納入した設備の更新および増強を目的とするもの。工期は2018年から2020年代前半を予定している。今回の受注額は約400億円となり、明電舎グループがシステムコントラクターとして受注した過去最大規模となる。
MRT南北線・東西線の既設75変電所について、電力システム設計・機器(き電用変圧器、電鉄用配電盤、交通遮断機、避雷器など)の供給、既存設備の改造、現地据付・試験工事を一括で請け負う。
東レ インドで紙おむつ用PPスパンボンド事業
東レ(本社:東京都中央区)は、インド現地法人Toray Industries(India)Private Limited(略称:TID)の新たな拠点として、アンドラ・プラデシュ州スリシティーに約35万平方㍍の新規事業用地を取得した。
同用地活用の第一弾として、市場拡大が見込まれる紙おむつ用のポリプロピレンスパンボンド(PPスパンボンド)事業の新拠点を設立することを決めた。新設備の生産能力は年間約1万8000㌧で稼動開始は2020年4月の予定。
さらに今後、自動車市場拡大に伴う高機能樹脂需要に対応するためのナイロンおよびPBT樹脂コンパウンドの新拠点も設立する予定。