鴻海・シャープ 米に8000億円で液晶工場 アップルも
シャープを買収した台湾の鴻海精密工業の郭台銘董事長は1月22日、米国に液晶パネル工場を新設する検討に入ったと発表した。郭氏は投資額8000億円規模で、米アップルも投資する見込みだと明らかにした。
トランプ大統領が製造業の国内投資による雇用創出・確保を訴えていることもにらみ、液晶パネル関連企業が少なかった米国での現地生産を目指す。
デジタルガレージ 香港のMind Fundグループに出資
デジタルガレージ(東京都渋谷区、以下DG)は、全額出資子会社で投資・育成事業を手掛けるDGインキュベーション(東京都渋谷区、以下DGI)を通じ、香港でスタートアップスタジオ投資を行っているMind Fundグループ(香港)に出資した。
今回の増資をもとにMind Fundはアジアから世界を目指すスタートアップ企業を対象とした投資および事業育成と、新たなサービスの自社開発を行っていく予定。
DGIによる今回の出資を契機にMind FundとDGIは、DGグループの拠点がある東京とサンフランシスコを活用し、香港を中心としたアジア地域を対象としたスタートアップ企業のグローバル展開を支援していく。
遠藤製作所 効率化へ海外子会社の工場を移転集約
遠藤製作所(本社:新潟県燕市)は連結子会社エンドウタイ社のゴルフアイアンヘッド生産工場(以下、イーグル工場)をメタルウッドヘッド生産工場(以下、ストーク工場)へ移転集約することを決めた。
これはイーグル工場が経年経過により、工場建物・設備等の老朽化が進んでいるため、「選択と集中」の観点から生産体制の最適化・効率化、経営資源の有効活用を図るため、ストーク工場を一部改修・増床を行ったうえで、イーグル工場を移転集約し、同工場を閉鎖することとしたもの。
移転集約は2017年3月から開始し、ストーク工場の改修・増床工事に着工、12月末にイーグル工場を閉鎖、2018年1月に移転集約を完了、新ストーク工場を全面稼働する予定。
日産 ミャンマーで「サニー」生産開始 19年に新工場
日産自動車は2016年12月から、国外から半製品を持ち込み、ミャンマー・ヤンゴン市内の提携先の拠点で小型セダン「サニー」の生産を始めた。当面の販売目標は月80台程度で、採算ラインには程遠い。
ミャンマーではまだ新車需要は少ないが、1月から政府が中古車輸入の規制を強化。今後現地での新車販売に追い風が吹くと判断、先手を打つのが狙いだ。
ただ現在、現地生産するのはスズキなどごく一部で、同社はミャンマーで知名度の高いサニーの投入で早く種をまく。2019年には中部のバゴーの新工場に拠点を移し本格生産する計画だ。
ミャンマーの新車販売は年間5000台程度。約50万台の登録乗用車のうち9割が日本からの輸入中古車。だが、1月から日本車に多い右ハンドル車の輸入を原則禁止としている。
安川電機(瀋陽)で第3工場増設「見える化」実現
安川電機(本社:福岡県北九州市)は、中国市場での好調な産業用ロボット用のサーボモータ、サーボアンプの需要に応えるため、現地生産子会社、安川電機(瀋陽)有限公司(遼寧省瀋陽経済技術開発区)で、新たに第3工場を増設する。
第3工場の延床面積は1万4000平方㍍、2018年春稼働開始予定。同工場では「見える化」をコンセプトとした最新の生産管理システムを導入し、生産状況のリアルタイム管理を実現する。このシステムを実現することで、埼玉県入間市のマザー工場と連携したグローバルな生産情報を共有できる体制を確立していく。また開発体制で、これまで施設内の2カ所に分散していた開発機能を第3工場に集約する。