ベトナム共産党は1月31日、党トップで同国最高指導者のグエン・フー・チョン書記長(76)の留任を決めた。国営メディアが伝えた。チョン氏は3期目に入り、2期を上限としてきた従来の党規約制限を超える。異例の長期在任は波紋を広げそうだ。
チョン氏は2011年から書記長を2期、10年にわたり務めており、思想・理論分野に精通する穏健保守派とされている。
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ミャンマーでクーデター 国軍が全権掌握 スー・チー氏らを拘束
ミャンマー国軍は2月1日、クーデターを断行した。国軍系テレビは1年間の「非常事態宣言」が発令されたと伝えている。国軍出身のミン・スエ副大統領が大統領代理として署名した。立法・行政・司法の全権はミン・アウン・フライン国軍総司令官が掌握。
ミャンマーの政権与党、国民民主連盟(NLD)の広報担当者は2月1日、事実上の政府トップ、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相とウィン・ミン大統領らが、国軍に拘束されたと発表した。
国軍は、スー・チー氏率いるNLDが再び圧勝した2020年11月の総選挙に不正があったと抗議し、詳細な調査を行うよう要求していた。しかし、調査に応じない選挙管理委員会や政権に強い不満を表明していた。
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英アストラゼネカ ワクチン9,000万回分を日本国内で生産
英国の製薬大手アストラゼネカは1月28日、新型コロナウイルス感染症のワクチンを日本国内で9,000万回分(4,500万人分)生産することになったと明らかにした。日本政府はアストラゼネカと2020年12月、1億2,000万回分(6,000万人分)の調達契約を結んでおり、そのうち75%を日本国内で生産することになる。
日本国内での供給を速やかにするため、兵庫県に工場があるJCRファーマにワクチンの原液製造を委託。専用容器(バイアル)への充填などの工程は別の複数の製薬企業に依頼し、生産体制づくりを進めている。アストラゼネカは日本政府との間で、今年3月までに3,000万回分(1,500万人分)を供給する契約を結んでいる。