新型コロナウイルス禍で企業や家計の収入が減少していることで、中小企業経営者などの間で生命保険を解約し、手元資金を確保しようとの動きが増えている。
主要生保23社の4~6月の保険解約に伴う支払額は計1兆4,000億円弱に上り、前年同期比約1,000億円増えている。このほか、個人が利用する外貨建て保険でも解約が目立つという。
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ベトナム 中国の南シナ海軍事演習に「主権を侵害」と中止要求
“命の輝き”表現 「大阪・関西万博」公式ロゴマーク決定
2025年に開催される「大阪・関西万博」の実施主体、博覧会協会は8月25日、公式ロゴマークを発表した。全国から5,894作品の応募があり、最終候補5点の中から選考。大阪市浪速区のデザイン事務所の6人のグループが手掛けた作品を公式ロゴマークに選んだ。グループを代表してアートディレクターのシマダタモツさんが会見に出席した。
選ばれたのは、細胞をイメージした10余りの赤い球体が弾むように輪の形に連なっているデザインで、今回の万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に通じる”命の輝き”を表現しているという。また、大阪らしいユニークさや存在感があることも評価された。球体が連なり形づくっているのがアルファベットの大阪の頭文字「O」と読み取ることもできる。
ジェトロ・ハノイ 8/24~10/30 日用品のオンライン商談会
コロナ関連倒産46都道府県で累計431件に 東京都111件で突出
東京商工リサーチのまとめによると、負債1,000万円以上の新型コロナウイルス関連倒産は8月24日17時時点で、高知県を除く46都道府県で累計431件に上っている。内訳は倒産371件、準備中60件。このほかに、負債1,000万円未満のコロナ関連の小規模倒産が15件判明している。
月別にみると2月2件、3月22件、4、5月は80件台に急増。6月は単月最多の103件、7月80件、8月は24日までに57件となっている。
東京都が111件(倒産96件、準備中15件)に達し、全体の4分の1(構成比25.7%)超と突出。以下、大阪府は42件(倒産35件、準備中7件)、北海道24件(倒産23件、準備中1件)、愛知県21件(倒産20件、準備中1件)と続き、10件以上の発生は10都道府県。
業種別では飲食業が65件で最多、以下、アパレル関連50件、宿泊業43件とこれら3業種が突出している。
安倍首相の連続在職日数2,799日で最長に 佐藤栄作氏抜く
インドでコロナ感染者300万人突破 直近の感染スピード加速
インド保健・家族福祉省は8月23日、同国の新型コロナウイルス感染者が累計で304万4,940人になったと発表した。世界で感染者が300万人を突破したのは米国、ブラジルに次いで3カ国目。同国政府が経済活動を優先させ、対策が後手に回ったことが主要因とみられている。
同国では直近で、米国、ブラジルを大きく上回るペースで感染者が急増しており、同日は約7万人の感染者が確認された。8月23日時点の死者数は5万6,706人。
感染者を地域別にみると、商都ムンバイを抱えるマハラシュトラ州が約67万人、南部タミルナドゥ州が約37万人、南東部アンドラプラデシュ州が約34万人、南部カルナタカ州が約27万人、北部ウッタルプラデシュ州が約18万人、首都ニューデリー約16万人となっており、同国の新規感染は都市部より地方で深刻化している。