「マスターズ」カテゴリーアーカイブ

FC琉球 ベトナムのサイゴンFCと人的交流など戦略提携

サッカーJ2のFC琉球は2月2日、ベトナムの1部リーグのサイゴンFCと人的交流などを行う「アジアストラテジックパートナーシップ契約」を結んだと発表した。提携に基づきFC琉球はサイゴンFCが推薦するベトナム人選手の受け入れなどを検討する。サイゴンFCは昨年12月、元日本代表MF松井大輔(39)らJリーグ3選手を獲得している。

ベトナム チョン書記長の3選決まる 異例の長期在任に

ベトナム共産党は1月31日、党トップで同国最高指導者のグエン・フー・チョン書記長(76)の留任を決めた。国営メディアが伝えた。チョン氏は3期目に入り、2期を上限としてきた従来の党規約制限を超える。異例の長期在任は波紋を広げそうだ。
チョン氏は2011年から書記長を2期、10年にわたり務めており、思想・理論分野に精通する穏健保守派とされている。

ベトナム 20年貿易黒字幅199.5億㌦で過去最高 輸出入とも増加

ベトナム税関総局のまとめによると、2020年の輸出は前年比7.0%増の2,826億5,498万ドル、輸入は同3.7%増の2,627億63万ドルだった。この結果、貿易収支は199億5,435万ドルと5年連続黒字となり、前年記録した過去最高の黒字幅をさらに上回った。
主要国・地域別では、輸出相手先1位が米国で同25.7%増の770億7,732万ドル、2位が中国で同18.0%増の489億516万ドル、3位が日本で同5.2%減の192億8,396万ドルだった。輸入相手先は1位が中国で同11.5%増の841億8,685万ドル、2位が韓国で同0.3%減の468億9,544万ドル、3位が日本で同4.1%増の203億4,138万ドルとなった。
主要品目別にみると、輸出では1位が電話機・同部品で同0.4%減の511億8,393万ドル、2位はコンピュータ電子製品・同部品で24.1%増の445億7,639万ドル、3位は縫製品で9.2%減の298億980万ドルとなった。輸入では1位がコンピュータ電子製品・同部品で24.6%増の639億7,112万ドル、2位が機械設備・同部品で1.4%増の372億5,141万ドル、3位が電話機・同部品で13.9%増の166億4,532万ドルだった。

ホンダ ベトナムで現地法人が四輪車累計生産10万台を達成

ホンダは1月26日、ベトナム現地法人ホンダベトナムカンパニー・リミテッド(本社:ビンフック省ハノイ)が、現地時間2021年1月26日8時(日本時間10時)に四輪車の累計生産が10万台に達したと発表した。。10万台目は「City」だった。
ホンダベトナムは1996年にベトナムにおける二輪車の製造・販売会社として設立され、2006年に四輪車の生産を開始した。以降、およそ15年間での10万台達成となった。

書記長人事 チョン氏の異例の3期目続投見通し浮上 ベトナム

5年に1度開かれるベトナム共産党の第13回党大会が1月25日、首都ハノイで開催される。2月2日までの会期中に次期指導部を選出する。党序列トップで、最高指導者の書記長人事が焦点。グエン・フー・チョン書記長(76)が留任し、異例の3期目に入るとの見通しが浮上している。
チョン氏は2011年から書記長を務め、18年からは国家主席も兼務している。

コーナン商事 ベトナム・ビエンホア市に同国7店舗目出店

コーナン商事(本社:大阪市淀川区)は1月20日、子会社のKOHNAN VIETNAM CO.,LTD.(所在地:ベトナム・ホーチミン市)が運営する「コーナンジャパン ビエンホアビンコム店」を1月18日オープンしたと発表した。同国での出店は7店舗目。
同店舗はドンナイ省ビエンホア市の、同国最大の商業デベロッパー、ビンコムリテールが運営するショッピングモール3階に出店した。ドンナイ省における初めての日系総合小売業の出店となる。

トリドールHD「丸亀製麺」インドネシア,比,越に計6店舗出店

トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区)は1月19日、2020年12月に傘下のグループ会社を通じて、讃岐うどん専門店「丸亀製麺」をASEANの3カ国に新たに計6店舗を出店したと発表した。インドネシアに3店舗(うち、クラウドキッチン1店舗)、ベトナム2店舗、フィリピン1店舗の計6店舗。これにより、丸亀製麺の海外展開は11の国と地域の237店舗となる。

アジア主要国でコロナワクチン接種順次開始 シンガポール先行

アジア主要国で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。東南アジアで最も最も早かったのがシンガポールで、2020年12月30日に接種を開始した。医療関係者への接種を皮切りに、重症化リスクの高い高齢者、感染リスクの高い建設現場などの外国人労働者い対する接種を進める。米国ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発したワクチンに加え、米国モデルナ、中国シノバックからも調達し、すべてのシンガポール国民と長期滞在する外国人に対し、無償で接種する。
インドネシア、インドではそれぞれ1月13日、同16日からワクチン接種を開始した。インドネシアでは主に中国からシノバック製のワクチンを用いて、59歳までの勤労世代に対する接種を優先する。インドは英国アストラゼネカからライセンス供与を受けた製品など、自国生産のワクチンを用いて医療従事者や高齢者に先行的にワクチン接種を進める。
マレーシア、タイでは2月以降の接種開始のため、ワクチン確保を進める。フィリピンもワクチンの調達を急いでいる。感染が抑制されているベトナムでは各国からのワクチン調達と並行して、2020年12月から国産ワクチンの臨床試験も実施している。

レオパレス21 ベトナム子会社を中和石油へ売却 事業戦略再構築

レオパレス21は1月18日、子会社のレオパレス21ベトナムの全出資持分を中和石油へ譲渡すると発表した。
レオパレス21ベトナムは2013年11月4日、同社の連結子会社となった後、ベトナムで不動産仲介・管理事業、サービスアパートメント事業、サービスオフィス事業、不動産開発事業を担う子会社として現在に至っている。2020年6月5日付で策定した、抜本的な事業戦略再構築の検討結果を踏まえ、国内外でこのベトナム子会社の売却先を探索していた。

出光興産 ベトナムのペレット工場に太陽光発電システム導入

出光興産(本社:東京都千代田区)は1月14日、タイのプラント大手TTCLがベトナム・ビンディン省に持つバイオマス発電用ペレット工場で実施する「ペレット工場の2MW屋根置き太陽光発電システムの導入」事業が、環境省の「令和2年度二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち、設備補助事業に採択されたと発表した。これにより年間1,024トンの二酸化炭素排出削減を見込む。完工時期は2022年上期の予定。このプロジェクトはベトナム、日本両国政府の協力のもと実施される。