地銀連携で海外現法に融資 シンガポールで初めて

地銀連携で海外現法に融資 シンガポールで初めて

十六銀行(本店:岐阜市)は、取引先企業のシンガポール現地法人が現地で借入れを行うにあたり、北国銀行シンガポール支店向けにスタンドバイL/Cを発行し、現地での資金調達支援を行った。保証金額は30万米㌦。
同行ではシンガポール現地法人の資金調達支援として、これまでクロスボーダーローンの取扱実績はあったが、スタンドバイL/Cの発行は初めての取り組み。北国銀行シンガポール支店もスタンドバイL/Cによる現地日系企業向けの融資取り扱いは初めて。
シンガポールではASEAN諸国やインドなどの周辺国を統括する拠点を設置する企業が増えていることから、今後も海外事業展開における資金調達窓口としての資金調達需要が高まることが見込まれる。