MHPS 香港電燈向け天然ガス焚きGTCC発電設備受注

MHPS 香港電燈向け天然ガス焚きGTCC発電設備受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、香港電燈有限公司が建設する出力35万KW級のラマ火力発電所11号機向けに、天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備を受注した。
主契約者の三菱商事を通じて主要機器を納入し、2022年1月の運転開始を予定。同発電所に納入するGTCC発電設備では、2015年末の10号機向けに次いでの連続受注となる。
主要機器のうち、M701F形ガスタービン1基、蒸気タービン1基、廃熱回収ボイラー、脱硝設備を製作・供給する。発電機は三菱電機製を採用する。
今回のGTCC設備は環境に対する負荷低減の観点からガス発電の比率拡大をめざす香港行政当局の政策に沿った大型プロジェクトで、運転開始後は香港島の旺盛な電力需要に応えていく。