川崎重 タイ向け「グリーンガスエンジン」3基受注

川崎重 タイ向け「グリーンガスエンジン」3基受注

川崎重工業は、シンガポールのジュロン・エンジニアリング社(以下、JE社)より、タイの発電事業であるバークプライ・コージェネレーション・プロジェクト向けに「カワサキグリーンガスエンジン」(以下、ガスエンジン)3基を受注した。世界最高レベルの発電効率と世界最高水準の低NOx(窒素酸化物)排出量という経済性・環境性が高く評価され、受注契約に至った。
今回受注したガスエンジンの1基当たりの発電出力は7800KWで世界最高の発電効率と短時間で発停可能な優れた機動性を活かし、昼間のピークタイムに運転する予定。JE社はパークプライ・コージェネレーション社から発電建設業務を請け負っており、川重はJE社に対してガスエンジン発電設備一式を2018年2月に出荷する予定。この発電所の運用開始は2019年6月の予定で、発電された電力は、タイ国営電力会社に販売される。