インドネシアで大手製薬と合弁で受託臨床事業 保健科学研・豊通

インドネシアで大手製薬と合弁で受託臨床事業 保健科学研・豊通

保健科学研究所と豊田通商は、インドネシアのヘルスケア分野のコングロマリットで東南アジア最大手の製薬会社PT.Kalbe Farmaグループとの3社合弁で、受託臨床検査事業会社PT.Innolab Sains Internasional(以下、ISI)を設立し、同国で初となる外国資本による臨床検査センター「KALGen Innolab Clinical Laboratory(カルゲン・イノラボ・クリニカルラボラトリー)」で業務を開始した。
同臨床検査センターの所在地はジャカルタ市、資本金は316億6600万ルピア(約3億円)。取引先数は2017年12月時点で病院・研究機関など約300、5年目に約1200を見込む。従業員数は2017年12月時点で約60名で、5年目に約120名を想定。
同事業は、インドネシア国内の病院やクリニックの医療機関で患者から採取した血液、尿、細胞など(検体)の検査をISIが受託し、検査結果を医療機関に報告するもの。